卒業がらみの仕事デスマーチがひと段落、春の陽気のもと呑気に営業道中の広報です。
先週末は中学の卒業式、親御さんと帰途につく笑顔の子たち。
今週はじめは合格発表、開放された表情で街を歩く子たち。
15の春は忙しいな、と思いに耽りながらハンドル握ってました。
厳しい結果を受け止めている子たちもいます。
けれど若いうちの挫折はきっと成長の糧になる、と願っています。
妙にこなれて挫折慣れしちゃっていた広報は、春の家庭訪問で担任に「そんな志望校は聞かん、伊那北受けろ」と言われ「はい!」と答え、年が明けてもぜんぜん勉強してなくてこんどは「おまえ浪人しろ」と言われ「はい!」と答えていたバカっツラでしたから、発表の日はおよそ期待の一欠片もなく徒歩五分の距離も見に行かず、布団を被っていました。
そしたら、C組山岸くんが「受かってるよ!」って訪ねて来てくれてね。嬉しかったなあ。
こういうことは、30年以上経っても鮮明に覚えているものです。
F組井上さんが最近の伊那北高校の風景を写真に撮ってくれて、G組小林くんがLINEとFBに上げてくれています。いつもありがとうございます。
自分たちの頃のことを思い出してご覧ください。
さて。
広報ラジオ聞くのが好きでして。
よく聞く番組のひとつにラジオ日本(渋!)のクリス松村さんの番組があります。
テレビでのお姿はまったく存じ上げないのですが、洋邦問わず'70〜'80年代のポップスへの造詣が深いかたで、おもしろい選曲で楽しませてくれます。
年代別というテーマで放送する回もあり、先週の放送は1986年3月!でした。
河合奈保子、LOOK(覚えてる?)、稲垣潤一、EPO…。
あーあったねえと呟きながら聞いていたところ、岡田有希子の「くちびるNetwork」も流れて。
そのときまた、記憶が鮮明に戻ってきました。
高校を卒業したばかりの岡田有希子さんが亡くなったのは、ぼくらが2年に進級して間もなく、進級テストの最中でした。
CMタイアップのついたヒット曲に押され、いよいよ松田聖子のようなトップアイドルへの道を歩み始めた矢先のことで、伊那北のボーイズにもファンが多く翌日は皆その話でもちきり、ショックに包まれていました。
広報はいらぬお節介で、アイドル好きなB組小坂くんのことを密かに心配したりしていたものです(昨年末にその話をしたら「いやいやそんなほどでは」と笑われました)。
いまどき小中高生でAKBさんやジャニさんに夢中になるのは少数派(もしかしたらK-POP好きの子のほうが多いかも?)ですけれど、あの頃はテレビは共通の話題だったし、SNSなんて無くてみな思い思いの偶像を心中に描いていたから、アイドルはアイドルらしく高嶺の花で、ふつうに憧れる人は多かったですよね。
そんな思い出しをきっかけに当時のアイドル事情についてディグしようと思っていたのですが、どうでもいいじぶん語りが長すぎて(笑、収まらなくなりました。
ということで、続く!