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音楽のおはなし その2 「天竜河畔」のメロディーを…


「フォークダンスDE学校坂」 って後編じゃなかったのかい?というツッコミ、甘受します。

まあまあ、中編ができたよ!ということで。

そんな軽いノリで始めつつ、今回は大真面目な内容です。

悟空会ホームページでは、関係各位のご理解を戴き「伊那北高等学校校歌」「天竜河畔」の音源と歌詞を公開しています。

これは伊那北高校同窓会様が企画したCD音源ですが、実はこのCDを編纂するにあたって「天竜河畔」はじめ応援歌の譜面をあらためて採譜する作業が行われています。

応援歌とはおよそ口頭伝承によって引き継がれていくものであり、経年のあいだに少しずつ、少しずつメロディーが変化するのは珍しいことではありません。

ゆえにわたしたちが歌っていた天竜河畔に違和感を抱く先輩方がいらっしゃったのも当然、オリジナルに戻す動きがあったとしてもそれは校史編纂上、必然でした。

…が。

お聴きいただいてわかるように、どうにも拭えない後半の違和感。

特に、最後の「サッサッ」が⤵下がるこの感じ。

わたしたちが歌っていた「サッサッ」はもっと⤴上がっていましたよね。

これは広報の推理ですが、応援歌ゆえ士気を鼓舞するため、経年とともに「サッサッ」は⤴上がったのではないでしょうか。

そしてわたしたちの時代にはあのメロディーに至ったと。

正史としてオリジナルを残す。たいせつなことです。

しかし、それでわたしたちが伊那高で3年を過ごした証のメロディーが消滅してしまって良いのか。

われわれの時代の「天竜河畔」をちゃんと残さないと。

それだって校史の一部ですからね。

…このホームページを立ち上げるときからずっと引っかかっていて、なんとかしたいと考えていたこの問題、やっと手を付けられました。


昨年10月の悟空会実行委員会総会の際に歌った「天竜河畔」。

このときのビデオをA組の大前さんに観てもらい、耳コピで弾いていただいたのです。

…と、いうことで、満を持してホームページにアップしました。

校歌・天竜河畔のページで聴いて、思い出してください。

そして、当日はこのメロディーで皆で歌いましょう。

ワーン、ツー、スリー、それーっ!


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