どうも、広報です。
みなさんは高校の3年間、ペン祭で上映された映画を覚えていますか? 答えは「ダーク・クリスタル」「セント・エルモス・ファイアー」、そして「スタンド・バイ・ミー」。
いまのぼくなら、迷わずユルマズ・ギュネイ監督の「路」を上映していたいけな少年少女たちに過酷なトラウマを刻むところですが、そんなはずもなく高校生らしい作品ばかりでしたね。
「ダーク・クリスタル」はセサミ・ストリートなどでおなじみのマペット師、ジム・ヘンソンが描きたかったダークファンタジー。
どうみても多数派セレクトではないだろうというツッコミも少なからずあったでしょうが、当時の生徒会長がゴリ押ししたとかなんとか、聞いたような気がします。
「セント・エルモス・ファイアー」、ロブ・ロウですね。そう、ロブ・ロウ。
実は「セント・エルモス・ファイアー」の歌が先にあって、その曲に触発されて映画のタイトルが決まり、結果主題歌にも起用されたのだそうです。
さっきウィキペディアで知りました。
そしてわたしたちが3年のときのペン祭は「スタンド・バイ・ミー」。
1986年作品、日本公開は87年4月というヒット真っ只中での上映でした。
いまやスタンド・バイ・ミーとくればドラえもんと答えるキッズたちの時代ですが、どっこい公開から30年以上経っても色褪せない名作として、こちらも語り継がれています。
そのへんを綴ったローリング・ストーン誌のコラムがありましたので、よろしければご一読をどうぞ。
リヴァー・フェニックスは学年でいうとひとつ下。
23歳で天に召され、すでに彼が生きた時間よりも長い年月が経ってしまいました。
まったく月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。 早いものです。
ペン祭で上映されるまでのいきさつについてはご存知のかたも多いと思いますが、先日当事者の服部くんがアツくエピソードを語ってくれました。
その逸話と、そのときもらったお菓子にいたく感銘を受け、こちらコラムを綴った次第です。
そんな話も同窓会で盛りあがるといいな、なんて思っています。
主題歌にして、こちらも映画タイトルの基になったという「スタンド・バイ・ミー」
(S.キング原作短編の表題は「THE BODY(死体)」でしたから、そのタイトルだったら観に行かない人も多かったのでは)。
ベン・E.キング 1962年のヒットにして、映画公開時の86年にはビルボードチャート9位まで上がるリバイバル。
日本でも87年5月にオリコン洋楽チャートで4週連続1位を記録しました
(以上、もちろんウィキペディアの受け売りです)。
先日のハリー王子とメーガン妃のロイヤル・ウェディングでは、妃のリクエストでゴスペル・クワイアが歌い上げていましたね。時事ネタ。
ジョン・レノンをはじめ数多のミュージシャンがカヴァーし続けていますが、ぼくらのような枯れたおっさん(同調圧力)にはライ・クーダーのテックス・メックスなカヴァーがおすすめです。
ああ、酒が欲しい。
それでは、しばしのノスタルジー。